バクシネーターメカニズムについて
バクシネーターメカニズムとは、頬筋機能機構ともいいます。
バクシネーターメカニズムでは、口輪筋、頬筋、上咽頭収縮筋という筋が、歯列の外側からの機能力として舌圧に拮抗し、歯列や咬合の保全に関与するということです。
簡単に言いますと、”歯並びや上下の噛み合わせは、口の周りの筋肉の状態に大きく関与する”ということです。
もう少し説明しますと、舌からの力で歯は内側から外側へ押されます。一方、口唇や頬の力で歯は外側から内側へ押されます。内側の力と外側からの力のバランスの結果、歯が並びやすい位置に並び歯並びが出来上がります。
この力のバランスがわるければ、歯列が悪くなります。