子ども・大人の矯正Q&A一覧
インビザラインシステムのしくみ
①インビザラインシステムはフォースによるシステム フォースによるシステムを使用し作成されているインビザラインアライナーは歯冠に特定のフォースを与え、それによって望ましい歯牙移動が得られるように形成されます。 フォースに対するモーメントの割合をモーメント/ フォース比(M/F)と呼び、これによって歯牙の回転中心がコントロールされます。さまざまなM/F値 …
バクシネーターメカニズムについて
バクシネーターメカニズムとは、頬筋機能機構ともいいます。 バクシネーターメカニズムでは、口輪筋、頬筋、上咽頭収縮筋という筋が、歯列の外側からの機能力として舌圧に拮抗し、歯列や咬合の保全に関与するということです。 簡単に言いますと、”歯並びや上下の噛み合わせは、口の周りの筋肉の状態に大きく関与する”ということです。 もう少し説明しますと、舌からの …
インビザライン(アライナー型カスタムメイド矯正装置)におけるIPRについて
インビザライン(アライナー型カスタムメイド矯正装置)で乱ぐい歯などを矯正するにあたって、ディスクレパンシー(歯が並ぶ顎堤と歯の大きさの不調和)を改善するために、歯列を拡大する、歯を傾斜移動する、または歯を遠心移動することでディスクレパンシーの改善を達成することが困難な場合に IPR(Interproxiimal enamel Reduction)を行います。 …
口蓋はU字が理想、V字は歯並びの悪化に
舌の動きは噛み合わせや歯並びの形成にも、大きく関係してきます。舌を口蓋に押し付けるように挙上してしっかり飲み込んでいると、口蓋前方は大きく丸くなり、歯並びも左右対称のU字型になります。ところが、飲み込むときに舌がうまく挙上しないと、口蓋前方がきれいに丸くならずに、狭いV字型になってしまいます。こうして口蓋が狭くなることで歯の土台がU字型にならず、歯並びが悪くなっ …
誤った食べ方で二重顎に
3歳までに正しい食べ方を身につけることが、たいせつです。それは、子どもの食べ方がその後の歯並びの形成、顎の骨の発達などにも少なからず影響を及ぼすことがわかっているからです。 それはどういうことか、舌の動きに着目してみましょう。 食べ物を飲み込むときに、舌はどのように動くのでしょうか。ゴクンと飲み込んだ時、舌は上顎に押し付けられるように挙上して、咀嚼し …
哺乳瓶の乳首の穴と吸啜の関係
子供がいる家庭で哺乳瓶を購入したことがない家庭は少ないと思います。しかし、哺乳瓶の衛生管理(煮沸や加熱のような)には神経を使うようですが、哺乳瓶の選択に神経を使っている人は少ないように思われます。実は、哺乳瓶の選択も子供の成長に影響するのです。 赤ちゃんは誕生から5か月頃までは原始反射である吸啜反射によって母乳を吸います。この「啜」は「すする」という意味を …
インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)のメリット
①透明で見えない 透明なマウスピースのため、目立つこともなく、人に気づかれずに歯列矯正を行うことが出来ます。薄く滑らかな装置なので、違和感も少なく、話しずらさもほとんどありません。 ②普段通りに食べられる 従来型の固定式の矯正装置ですと、繊維の野菜のようなものはからみやすく、また餅のような粘着性のあるものはっくっつきやすいため、少なからず煩わし …
インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)の特徴
”透明”であるということ インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)は薄い透明のプラスチックでできているため、装着していてもほとん どわかりません。矯正治療中であっても口元を気にすることなく笑顔を見せることが出来ます。 インビザラインを装着していることを相手に伝えなければおそらく誰も矯正装置をつけていることに気づかないでしょう。 自分で取 …
鼻呼吸と口呼吸の違いについて
”鼻呼吸” ①空気中のごみを取り除くフィルターの役割をする ②空気の温度を体温と同じ温度に暖める ③無数の粘液腺があってゴミや細菌を吸着する ④絶えず鼻水を分泌し、湿り気を与える ⑤脳を冷やす “口呼吸” ①空気中のゴミがそのまま気管支や肺に入る ②冷たい空気がそのまま気管支や肺に入る ③無数のゴミや細菌がそ …